2011年11月18日 00:55
東京都で実施する震災がれき問題について、福士東京都議会議員を窓口にして環境局・一般廃棄物対策課等の担当部署による説明会に参加。
参加者の中には、3.11を契機に子育て世代のお母さんたちが「子どもと未来をつなぐ会」を立ち上げ、其々の地区で市民活動を始めた方もいる。
焼却灰の投入地江東区、日ノ出町、調布市、八王子市など直接かかわるだけに真剣である。参加者のほとんどが女性です。
東京都は災害復興に向け、被災地・岩手県宮古市と災害廃棄物処理に関する協定を締結し、都内で破砕・焼却の処理のシステムを構築し、既に10月中~11月末までに1000トンの処理が始まっている。
災害廃棄物の安全性の確認、中間処理施設、最終処分場までの全工程を一貫して、委託可能な業者と契約。
東京都は25年度までの3カ年で50万トンを受け入れるという。事前に現地で測定をし、その安全性の確保があってから搬送する等、きめ細かに管理マニュアルがあり、放射能測定結果が公表される。
しかし、検査結果は1週間かかり、それから公表されるので万が一には間に合わない状況が出てくる可能性はある。
測定は岩手県が責任を持ってやるということだが、セシウム測定値はどの場所で抽出するのか、場所によっては汚染度も違うだろうし・・・
バグフィルターでの放射能廃棄物吸着はどのように検証されるのかなど、現段階では、東京都の責任で産業廃棄物処理業者に委託しているが、これから、各自治体の受け入れがどうなっていくのか、その対応がどうなるのか、注視していかなければならない。