北口BiViの避難訓練

山下ふみこ

2014年06月01日 01:16

5/29、第4回目のBiViの防災訓練が8:00から開始。


毎回、県立沼津視覚特別支援学校、障がい者施設ふれあいの苑・太陽の丘の皆さんも参加。当初、視覚特別支援学校から、万一の災害時にはこのBiViの施設を避難場所として利用出来ないものかと言う相談があり、それが合同避難訓練のきっかけでした。


健常者と障がいを持った人たちが一緒に避難行動をする場合はどうしたらいいのか、その基本的なことさえマニュアルとなる冊子がなく、そこで、県や沼津市に聞いてみたが、やはりないという返事。


そうならば、自分たちでやってみようと施設の方々と共に試行錯誤の中で訓練を行ってきた。


開店前の訓練と言うことで、朝早くからテナントの皆さんは集合。



施設の皆さんは映画館の中で映画を見ている状況設定の中で行われた。



映画館のフロアには視覚障がいを持った皆さんやスタッフ



火元が映画館のフロア。まずは警備の方が駆けつけ消火作業を行う。


後は2か所の非常階段を使って、テナントの皆さんと障がい者の方が一緒に避難を開始。




実際、非常階段を使った避難は、階段が広い場合は壁や手すりが近くにない場合、エスコートをしてくれる人が頼り。お互いが声を出しあうことも必要であり、障害の程度によっては、エスコートをする状況も違ってくるわけで、これは体験する以外に学ぶ方法はないように思う。


今回も多くの課題を残して訓練は無事終了。消防の皆さんも朝早くからありがとうございました。


 


 


 


 


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