眠り続けた篠田桃紅の壁画

山下ふみこ

2014年05月12日 00:31

 新聞やテレビで報道されている美術家「篠田桃紅」さんの作品を特別応接室で見学をさせていただく。



1966年(昭和41年)に今の庁舎が完成。その時の完成記念として、120万円で購入された壁画「泉」。今ではその価値は2000万円にもなるというもの。


既にこのことがウィキペディアに加筆されていた。誰かの素早い対応に驚く。



この部屋は私も年に2,3回利用するだけだが、この7年間カーテンに閉ざされていたことさえ記憶にない。



厚手のレースのカーテンに覆われ、30年以上日の目を見ることはなかった。しかし、そのお陰で西日による色あせを防ぐことになったらしい。


作品は力強さと大胆さで圧倒される。



1967年当時の写真は、今よりも明るいイメージ。



この全国ニュースにもなったこの壁画を是非多くの方々に見ていただく機会を、作品の保存状況を検討した上で、早い段階で公開をして欲しいものです。



篠田桃紅さんの印


 


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