静岡県母親大会

山下ふみこ

2012年05月14日 01:15

 第50回母親大会が沼津市で開催。


子どもは社会の宝、手渡そう誰もが安心して生きられる未来を!


「誰もが人間らしく生きたい」という当たり前の願いを本音で話し合う草の根の女性たちのひろばですという主催の言葉。


全国から貸し切りバスで来たところもあり、女性を中心とした多くの参加者でひしめき合っていた


午前中は25の分科会に参加しての勉強会。子育て、教育、暮らしと権利、平和と民主主義と多岐にわたってのテーマはどれも興味を引くものばかり。


私は障害部門に参加。



特別支援学校教諭・土屋先生は教育現場に長年携わっている方でその現状と支援について。



発達障害は早期発見、早期療育が必要であることや薬との関係、親の心のサポート等多岐にわたる支援活動のことや、特別支援学校を卒業した1/4の生徒は民間企業に就職をしていて、その受け入れが以前に比べ企業側の理解が深まってきているという。


問題点として、行政や学校側の支援以前に、如何に親が我が子の小さな異常を障害として認めることができるのか、そこがまずスタートであり、そこがないとその子のための医療や教育を始めることができないという、現場にとっても親にとっても大きな課題であるという。


参加者も教育現場の方が多く、それぞれの視点からのアドバイスもあり、2時間があっという間に過ぎた。


午後は日本弁護士連合会会長の宇都宮健児さんの「貧困なくし、憲法を活かして、誰もが安心して生きられる社会に」



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