2011年08月24日
県知事と語る会の開催
今日23日「平太さんと語ろう」の会を千本プラザで13:30~16:00まで開催された。
川勝知事が直接市民の声を聞くということであったので、私の友人たちは仕事を休んで参加した人もいた。県職員が物々しく配備され、決して楽しい会場の雰囲気にはなっていなかった。
当初、ステージに上がった知事の表情はとても険しい顔つきであった。何故?(その訳は最後に分かる。)
最前列は予約席になっていて、沼津市長をはじめ、沼津の県会議員等の席が用意されていた。「?・・・」確か主役は市民のはずであるのだが・・・・
発言者はすでに6人、地元で活躍をしている代表者たちが2時間、知事と対話をし、最後に会場にいる方数人の発言する機会が与えられただけ。
沼津市にとって課題となっている高架事業は、県事業だけにその行方は大変関心のあることだが、今回の語る会にはふさわしいテーマではない雰囲気で、進行していった。
当初はひと波乱あるかもしれないと、職員から言われていたと知事が本音を言う。そう、だから最初に現れた時は、大変厳しい面持ちであったのは、そういうことだったのか~
知事は「沼津市は東部地域の中心であり、ミクロの目、マクロの目で見た町づくりを、生活者の視点に立ったものでなければならない。
大きなお金をかけるものであればあるほど、時間をかけて話し合うことが必要である。高次都市機能になると言っても、何がどうなるのか、グランドデザインの必要性を具体的に、何ができるのがいいのか、、何をもってきたらどうなるのか、もっと具体的な絵を描いてみることが必要だし、場合によっては仕切り直しもあるという。
沼津市は自然環境は豊かであり、既に額縁は用意されている。その中にどういう絵を入れるか、市民の参加と知恵を取り入れることが必要である・・・」と、沼津港やコンベンションセンターやフォルマバレー構想をとりあげ、具体的な事例をあげながら熱く語り、終始和やかに会は進んでいった。
感想として、ある人は通り一遍の会であったと言っていたが、平太さんのように現場の声を直接聞くという知事は今までいなかっただけに、このような機会を設けた知事の姿勢は評価できる。今回のような行政側のお膳立ては決して知事の意向ではないように思う。