2011年12月25日
東日本大震災から避難されている皆さんへ
集まれ!一緒にお餅つきしましょう!
東日本大震災で避難されている方が、この近隣市町にも数多くいます。しかし、残念ながらその方々の情報は全く分かっていません。個人情報保護法のもとで、各自治体は把握していますが、避難されている方にはその情報を得る術がありません。
ある時、富士市に宮城県から避難されている堀さんという若いお母さんから、「みんなが交流できればいいのになぁ。一緒におしゃべりするだけでもいいのに・・・」という声を聞き、北口のBiViさんと災害ボランティアコーディネーター協会、近隣自治体、社協の強力を得て実現します。
一人のお母さんの思いを友人がキャッチして、それから仲間が集まって、あれよあれよというまに決まっていきました。声を掛けさせて頂いた沼津市を始め、三島市、富士市、富士宮市、熱海市、裾野市、清水町、長泉町と5市2町、延べ300人以上の方が避難されているようです。
今回は急な話で各自治体関係者には急なお願いをしましたが、全員が快諾して下さり、翌日(22日)には、避難されている世帯に郵送をして下さったようです。本当にありがとうございました。
このイベントは地域限定ではありません。どうぞ、お知り合いの方がいらっしゃったら、声をかけてあげてください。
最後に堀さんが避難されている方に呼びかけたお手紙を、本人了解のもとで公表させて頂きます。
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はじめまして。
私は宮城県仙台市から富士市に避難してきている堀と申します。
東北のみなさん、元気にしていますか。
私たち家族は、こちらに越してきて2カ月が経ち、少しずつ新しい土地に慣れ始めながら過ごしています。
子どもを通じて近所の方々と知り合ったり、優しい声をかけて頂いて、落ち着いて生活を楽しめるようになってきました。ただ、未だ東北から来ている方と出会える機会が少ないです。
同じ県内に避難してきているみんなで楽しくおしゃべりができたり、繋がりができてお友達が増えていくと、この地で暮らしていくことが、もっと居心地良くなっていくのではないかなぁと思います。
今回のイベントは「もちつき」です。
これをきっかけに、もっとみんなで 仲良くなるべ!!
富士市 堀
2011年12月21日