2012年09月08日
高架PIの車座談議
6日夜7時~9時半まで東部総合庁舎で車座談議が開催。
「PIプロジェクト計画」の「車座談議」は、広く市民の意見を聴取するということで、「チェンジ沼津関係」の意見を聴く場が設定され、その意見をPI委員会に反映させていくというものである。
21人の参加で二つに分かれて意見を述べ合う。
活発な意見が交わされ、それぞれの立場で意見を述べ合うことの重要性をあらためて認識。
この有意義な車座談議も公の場所で公開した形でやるべきだという意見もあり、今後の車座談議のあり方に問題提起をされた人もいた。
県は推進派と見直し派の代表が、意見を述べ合い議論をする場を設けていくことも示していましたが、これは現在推進派の人たちが「参加を渋っている」ようで実現していません。
一昨年の「有識者会議」から今回の「PI委員会」へと「高架問題」は移り、既に市民にとっては無関心すぎるくらい過去のものになりつつ、今市民にとって最も重要な問題は津波であり、西武デパート撤退後のまちづくりであると感じている。
平成13年の空き店舗は、今では3倍にも膨れ中心市街地はかつての東部の玄関口であった様相は一転している。
まとめ
・事業の財源確保の不透明さ ・市民生活に目指したグランドデザインがない ・市民生活と高架がどう私たちの生活にフィットするのかわからない ・高架の問題は時間軸で考えるべき ・JRとの話し合いの状況が見えない ・・・
最も多かった指摘は事業費の財政的問題をあげていた。
一昨年の「有識者会議」から今回の「PI委員会」へと「高架問題」はバトンタッチされてきましたが、ここまで「凍結」して来て、社会状況が大きく転換してきている中、一刻も早く「計画見直し」をし、将来の子どもたちに借金を残さない財政運営を考えていかなければ、沼津市の将来はないと考える。