2014年01月16日

BiV沼津での消防避難訓練の反省会

 昨年12月20日に行われたBiViぬまづで障がい者と共に行った3回目の避難訓練の反省会があった。視覚特別支援学校、太陽の丘、ふれあいの苑、スタッフ、警備の方、市民ボランティアが参加する。


当日の様子・1Fが出火元、3階にいる私たちはスタッフの誘導で非常階段を伝って、外に逃げる。この時、火事の放送とともに店内が真っ暗になる。



車いすの人もいて、非常階段へ



やっと外へ


この一連の訓練を振り返り、みんなで反省をし、次のステップに繋げようと、市の消防関係者をはじめ多くの代表者が参加。



反省・課題・評価・今後にむけて話し合う


○避難経路や建物構造の確認が必要 ○スタッフ同士の声かけ ○救助を求めるときの方法 ○逃げ遅れた人の把握 ○出火場所の確認 ○障害者のサポートなど


現場での行動は、まずは初期消火→通報(このタイミングが難しい)→避難(オフサイトの連携も必要)


火事の放送ができず出火元の確認ができない時、誘導の声がかき消された時、隣同士の連携(オフサイト連携)の必要性など多くの課題や改善点が指摘される。


今後に向けて、障害者と共に訓練を繰り返していくことが相互理解を深めることが、誰もが住みやすい地域を作っていくことであり、その手段としても避難訓練体制の確立を目指す。


そして全国的にも、複合商業施設という中で、それぞれの立場の人が一緒に、現実に即した避難訓練を行うケースは余りなく、また、そのための避難マニュアルもないために、自分たちでこの経験をもとにマニュアル作りに向けてやっていこうと確認し合う。


 


 


 




Posted by 山下ふみこ at 01:54│Comments(0)災害
 
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