2011年12月18日

いわき市の2日目

 11日(日)朝6時半起床。海側の人家が無くなり、朝陽が余計眩しい。がれきはほとんど撤去され、きれいに片付いている。久之浜では67名の方が亡くなっている


前回がれき撤去をした家にも「がれ花」が描かれていた。 


                  みなさんの寄付で得た軽トラックも活躍している様子


諏訪神社の髙木さん御家族には毎回のボランティアの受け入れ等大変お世話になっています


8時に諏訪神社を出発し、Jヴィレッジ(福島第1原発の20キロ圏内の境界線)、四倉に向かう。


四倉の道の駅に、最初に「がれ花」を描いた貞永さんたちがいると言うことで訪ねる。


がれ花に私たちも挑戦。ネットで集まった仲間や地元の人が自由に描いていく。


東京から週末に来ている若者たち。すべてボランティアで家主の意向があるとこうやって壁面に絵を黙々と描いている。この道の駅も15日には解体されると言う。(右が貞永さん)四倉はまだがれき撤去も思うように進んでいないようです。


名残惜しみながら、またの再会を約束して別れる。見えなくなるまで手を振る彼らに目頭が熱くなる。


被災地を訪れるたびに出会いと大きな気づきをもらう。それは其々の心にしっかりと刻みつけられているはず。一人の力は決して小さくはない事を実感する。


参加された方の感想を抜すいします。


毎回、異なった発見や気づきがあります。


今年を総括してみると、1回目は自分に何ができるのだろうという思いと不安、そして現地の惨状。


2回目は少し落ち着いて自分のやるべきことを客観的な視点での観察。


3回目は、今、現地の人が思うこと、ニーズを冷静に聞くことができた気がする。復興に向け多くの問題はあるが、つまるところ人の気持ちのあり方だと思う、その部分の支援ができたらと願う。


「復興と地域防災を考える会」として立ち上げた私たちは、この久之浜にとって何が必要か、見守っていこうと思っている。そして私たちのまちが災害に見舞われた時に活かせることに繋がるはずだから。


そうそう帰りの最後はフラガールで有名な常盤ハワイアンセンターによる。ここも被災をし、来年2月にグランドオープンすると言う。


 



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Posted by 山下ふみこ at 08:01│Comments(0)ボランティア
 
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