2014年04月03日

アダプトプログラム制度導入

一般質問の成果!  


今朝の静岡新聞に まちピカ応援隊募集と掲載。


アダプトプログラム制度が26年度において実施されることになった。


アダプトプログラムとは:公共の場所に市民が行政に代わって清掃活動を行い、行政は、市民が安全に責任を持って活動出来るように、傷害保険加入や清掃用具等を支援する制度


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昨年の6月議会の一般質問において、制度の導入に向けた取り組みを提案し、26年度4月からその制度導入が実施される。


きっかけは香貫山の不法投棄が4月になると一段と多くなり、毎年同じ問題が起き、イタチごっこを繰り返していた。


そこで、香貫山に毎朝登頂しているメンバーが、200943日に市職員と協力をして、清掃活動を行ったことがきっかけで、この山の保全活動に向けた取り組みができないものかと、毎月ゴミ拾い・不法投棄ごみの撤去・雑草や枯れ枝の処理・側溝の汚泥除去・トイレ・水飲み場の清掃等を行ってきた。


昨年5月から沼工の生徒会が参加



次に沼商のインターラクトの生徒が参加し、ゆるやかな連携のもとに続けています。


やはり生徒たちが地域の方々と一緒にボランティア活動を行う事は学校側も賛同をしてくれたが、やはりゴミ拾いに伴う危険性をいかに回避するかという点においては大変慎重であった。


学校側としては、当然のことです。そこで清掃活動が個人的な活動ではないこと、またその活動には傷害保険をかけると言うことの条件を付帯して活動を開始することになった。しかしその活動には常に先生が付き添うので、担当の先生の協力なくしては協働作業はむずかしい。


地域の財産を地域の住民が自ら整備・保全するという清掃活動は、自治会やNPOを始めとして多くの団体が既に取り組んでいる。


しかし、一元的な管理体制をとっていないので、各課がバラバラにその団体を所管している。


そこで、団体の一元管理をすることで、もっと効率的に多くの市民が行政と協働して、自分たちの町をきれいにしていくという一連的な流れができないものかと各自治体の取り組みを調査していく中で、このアダプトプログラム制度に取り組んでいる多くの自治体があることが分かり、一般質問に繋がる。


その一元的な窓口の担当は市民協働課であるが、活動場所は各課が所管しているので、そことも連携をしていく。


☆ぬまづまちピカ応援隊☆ 広報ぬまづ4/1号に掲載



 


★★環境創造活動として登録★★


私たちの香貫山影奉仕の活動に対して、昨年8/30に環境基本計画推進委員会において、環境創造活動として登録され、継続に必要な消耗品を予算の範囲内(各団体およそ1万円以内)で支給されることになり、この3月に急遽申請を出したばかりです。


今回のアダプトプログラムは市民協働課の尽力でやっと実現されたが、環境政策課が行っている「ごみにゃ~プロジェクト」は、同じ清掃活動でありながら、この制度と連携しないのは何故か?


また各自治会が行っている清掃活動の担当は地域自治課だが、そこも今回連携をしていない。一元管理とはいえ、そこはまだまだ不十分であると思っている。


各課の予算的な配分もあるが、その透明化も含めて、その活動も経費も見える化をし、市民協働の取り組みを、市民の誰もが納得できる制度に高めていかなければならないと思っている。


やっとスタートしたばかりのこの取り組みを育てていくのは市民です。どうぞ一緒に関わっていきましょう。



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Posted by 山下ふみこ at 23:10│Comments(0)清掃活動
 
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