2011年08月29日
全国政策研究会・被災地での女性の人権
1週間遅れの報告になります。
この間、どうやってこの問題提起をしようかと考えていた。私には余りにもショッキングな実態であり、このままブログに事実を伝える事は困難であると考えている。
今回の経験は見過ごすことができない課題を与えられたと思っている。
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この間、どうやってこの問題提起をしようかと考えていた。私には余りにもショッキングな実態であり、このままブログに事実を伝える事は困難であると考えている。
今回の経験は見過ごすことができない課題を与えられたと思っている。
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8月21日の 2日目は「女性への暴力防止」・「地域からのエネルギー政策と原発防災計画」・「自治体議会・議員の役割」の3つの分科会。私は、1番目の女性の人権に参加する。
ウィメンズネット・こうべの正井礼子さんの「被災地における女性の人権」ということで、阪神淡路大震災から東日本大震災までの話を聞く。
震災時における女性や子供への暴力・レイプ等のすさまじい実態があることを知る。
私に大きな課題を与えてくれた正井さん
シングルマザーの6割が貧困層で平均所得の3割しかない事による問題。
避難所や仮設住宅における乳幼児への虐待や女性や子どへの性暴力など。今までメディアではほとんど報道されていない状況に怒りがこみ上げてくる。
復旧・復興という中で、見過ごされてきている、早急に取り掛からなければならない「災害と女性」問題。
私も現地での避難所で、女性が泣いている姿も見かけ、暴力についても話を聞いていたが、ここまで悲惨な実態があるとは想像以上であった。
これは今回の被災地だけの問題ではなく、沼津市においても同様の事が起きるという前提に立った取り組みが必要であることを痛感する。
防災は日常から始まる。
9/4の総合防災では自治会によって様々な取り組みがあるようだ。しかし残念ながら旧態依然とした炊き出し・消火活動でお茶を濁そうとしているところがあるのも事実。
地域の自治会リーダーは3.11の教訓を生かす取り組みを是非してほしい。
Posted by 山下ふみこ at 00:38│Comments(0)
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