2011年12月25日
波の会の学習会
「波の会」をご存じだろうか。15年以上の市民活動の経歴を持ち、学習会も既に176回を超え、機関誌は154号にもなっている。会員は70代80代の方が多いと思われるが、機関誌の内容は広範囲にわたり、戦争体験や随筆もあり、時流に合った問題提起など、様々なテーマを扱っている。
その学習会に講師として話す機会に恵まれる。テーマは「沼津市の財政」
最近の傾向として、H20年の秋のリーマンショック以来、法人市民税が減り、それに呼応して個人市民税が減少し、収入の基本である税収の不足を臨時財政対策債という借金で補っているのが実体である。
これは普通の借金と違い、「何にでも使うことのできる」一般財源。その借入額が年々大きく膨らんでいる。
この隠れ借金とも言われている臨財債は人件費などの経常経費に充てることは、後年度の納税者にとっての利益はないわけで、これは不合理だと思っている。(当局の言い分とは平行線)
いくつか財政問題を取り上げて行く中で、やはり9年ぶりに財政力指数が22年度は1.0を切り、普通交付税の交付団体に転落し、市民生活において、将来的に見るとまちの力が落ちている状況を危惧している事などを話させて頂く。
今日はX'masのイブ。子どもたちがいないので、サンタさんは我が家に来ないと思っていたのですが・・・
ワインとチーズだけで細々と飲んでいた食卓が急に豪華版になり、賑やかになって、ホント嬉しいサプライズ!
Posted by 山下ふみこ at 02:45│Comments(0)
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