どうぞよい年をお迎えください。

今年最後の朝刊にも掲載された今回の交流会。帰りたくても帰れない故郷へ思いは募っても、「私は前しか向かない」と言い切る被災者のその言葉に、私の想像もつかない覚悟を感じる。でもそう言いながら、笑い飛ばしてしまう明るさに私たちも救われる。

 

これを機会に交流の輪が広がる支援をしていけたらいいねと仲間と話す。

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お正月を迎える心の準備がないままに、とうとう年の瀬を迎えてしまい、まだまだやることは山ほど残っている。

その一つには、香貫山の頂上に来月の登頂簿を届ける。私の代になって9年目に入る。4時過ぎには既に陽が沈もうとしている。茜色に染まりつつある沼津のまちを見ながら急いで下山。

大掃除も片付かないまま、どうしてもやりたいと蕎麦名人の所へ向かう。

隊長に教えを請い、悪戦苦闘をしながらも何とか・・・

この蕎麦は沸騰したら30秒待ってから、水に放ち、それから氷でしめる。その教えを守れば、本当に美味しい蕎麦を頂ける。

やっと年を超える事ができそうです。

本当に激動の1年でした。東北の復興は日本の最重要課題であり、日本の原発震災は世界に広がっています。原発の安全神話が崩れた今、これ以上経済優先のために原発を続けていくことは余りにもその代償が大きすぎます。これ以上悲劇を繰り返してはいけないと心から思います。

本当の豊かさと幸せが何なのか、私たちはこの東日本大震災で学んでいます。

この1年お世話になりました。どうぞよい年をお迎えください。感謝