2012年08月15日
事業仕分けin三島市
29日の三島市事業仕分けに行ってきました。
最終日は7事業を対象に事業効果や経費積算の根拠等を質し、5事業を「要改善」と判定した。
結果については、三島市のホームページで ↓
http://www.city.mishima.shizuoka.jp/ipn009948.html
数年前から三島市のことが話題になる。湧水を活かしたまちづくりが着々と進み、確実に中心市街地がきれいになり、歩いてみたいと思うまち並みを形成しつつあると感じる。
タクシーの運転手さんの話からも、早朝の町を走るとその町の様子がよくわかるという。三島の場合、既に朝には店の前がきれいになっているが、かたや沼津の場合、夜の名残が漂い、その情景は全く違うと言っていた。
この事業仕分けにおいても、沼津市は3回目の事業仕分けが今月8/25.開催されるが、職員の事業仕分けに臨む姿勢が違うように感じる。
もちろん、対象事業によって所管は違うので、課の姿勢が歴然と違うのは残念ながら三島市と同じである。
しかし、最終日の様子を見る限り、近隣市町と実施状況を比較した一覧表が資料に添付されていたのは、傍聴者にとって親切な対応ではないだろうか。
(市民の傍聴者が少なかったのは残念。やはりこういう機会に市民の理解を深める良いチャンスだと思う。)
やはり事前に資料として用意する側は、誰のために、何の目的で事業仕分けを行うのかを考えれば、限られた時間内に有意義な議論にしていくには、事前の準備が最重要だと思う。
特に環境市民部が用意した自主運行バス・循環バス事業の一覧表は分かりやすく、このような資料提示があれば有意義な議論を交わすことができる。
私たち議会(委員会)もそうであるが、やはり事前調査をして臨まないと、委員会は説明を聞くだけに終始してしまう。
議会では事業ごとにここまでの資料はでてきません。本当に個々の事業の見直しをやるならば、膨大ではあるが、必要不可欠である。
仕分け人の一人である内閣府行政刷新会事務局次長は、確か沼津にも来て頂いてるいると思うが、大変厳しく突っ込むのは敢えてその役割なのかと思うが、政治や議員が市民に不信感を抱かせている今、議員としてその役割を果たさなければとより一層思う。
しかし、最近も「職員も人間だぁ~」と怒鳴られましたが、自分のためではなく、市民のためにはそのようなことも覚悟しながら、市民にとっての市政を、誰に憚ることなく、めげずにやっていこうと思う。
三島市は議会報告を議員全員で行っている。議会として一致団結して市民のための報告会を開いている事は、個々の向上に繋がり、議会のレベルアップにも繋がっていると聞いている。