2012年08月15日
全国市町村議員研修 in 大津市
社会保障・社会福祉基本コースを学ぶための議員研修が滋賀県大津市唐崎でありました。(8/6~8/10)
北海道~沖縄までの参加者52名(申し込み者2倍以上ときく)
この研修所は財団法人全国市町村研修財団が運営し、事業仕分けの対象にもなった。
ただ、議員にしてみれば、研修費と食費4日分で17000円は本当にありがたい。
今回の研修は8/6~8/10、9:00~5:00までの昼休みが1時間取れるだけ。
講師は大正大学人間学部の新田秀樹教授1人で、ほとんどノンストップでの講義。
社会保障と社会福祉の違いのそもそも論から介護保険・高齢者福祉・医療制度・医療保険・少子高齢化対策と児童福祉・障害者福祉・生活保護など、どれもこれからの自治体の財政を圧迫していく大きな要因であり、避けては通れない課題である。
集中講義に、時には頭が真っ白になり、とにかく水分補給とガムなどで頭を刺激しながら、質疑応答も入れない先生のノンストップの講義には驚くばかりである。
夜も課外学習で、グループ分けした議員たちと意見を述べ合う時間は楽しく有意義であった。
まさしく寝食をともにしながらの研修は、お互いのまちの状況や問題点、議員活動も共感できることがたくさんあり、頑張っているのは一人じゃないし、もっとやらなくてはと自分を叱咤する機会にも繋がる。
最後の夕食は一緒に勉強したグループの仲間と一緒に(食堂にて)
お陰さまで皆さんに支えられながら、無事終了できありがとうございました。
5日間も家を留守にすることはほとんど不可能な中で、今回勉強させてもらったことに本当に感謝をする。この機会を活かした活動をしなければと、そのプレッシャーはいつも抱えている。
何をやっているんだと反省する事のほうが多く、そのプレッシャーに押しつぶされそうにもなるが、支えてくださっている方がいると思うと、また一歩前に進もうと思う。
---------------唐崎ぶら~り探訪-----------------------
今回の研修時の唯一の楽しみは朝の散策。
今まで数回、研修所には来ているが、こんなに長期滞在することはなく、駅と研修所だけの往復しかなく、琵琶湖があるぐらいしか知らなかった。
毎朝5:30から1時間半ほど周辺をジョギングしてみると、この町の素晴らしさがいたるところにあると気付く。
琵琶湖周辺
美しいでしょう
至る所にマリーナがある。
唐崎神社(徒歩7分)
唐崎の松は幹は一つで、幾重にも伸びた枝は支柱で支えるしかない。
境内の入り口には御手洗団子屋(みたらし団子)下の病に効くという評判
昼休み抜けだしてお団子の昼食(秘伝のたれが美味しかった~)
比叡山に近いこともあり、ちょっと足を延ばすと宿場町の風情も色濃く残り、本当に情緒あるまち並みが日常生活の中に溶け込んでいた。
研修の唯一の安らぎでした。(重ねて申し上げますが、朝の束の間の時間ですからねっ!)