終戦記念日 8/15

 今日は終戦記念日67回目となる15日

沼津市遺族会主催の「戦没者戦災死者慰霊法要」と静霊奉賛会沼津支部の「戦没者を追悼し平和を祈念する日の式典」が10：50～12：40まで行われた。

遺族や参列者が献花し、正午には全国一斉の黙とうを捧げた。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　一般参加者を事前に呼びかけてはいたが、どれだけの方が来場したのだろうか？

式典が終わり、帰ろうと外に出ると土砂降りの雨。しばらく駐輪場で雨宿りをしている時に出会った87歳の男性が訥々と戦争体験を語り始めた。

今日の式典に、彼は一緒に戦地に行った同級生6名の名前が書かれた旗を持って参加したと、その旗を見せてくださった。

20歳の時に終戦を迎え、今年67回目の終戦記念日なので87歳の大正14年生まれになる。

自分を残してこの旗に名前が書かれている全ての同級生が戦死したという。だから毎年、この旗を持って参加をしていると言う。

今日の日に寄せて読んだ句を見せてくださった。

誰にもこの句を披露しない、全て自分と友のために書いたという。

そして、いつの間にか小降りになった雨の中を、「また来年会おうねぇ」と言い残して、その方も自転車で帰って行かれた。

私もすっかりびしょ濡れになって帰って来たのだが、無事に着いたのだろうか・・・