2013年03月25日
パワハラとは・・・?
平成25年度の予算を審議する議会が終わる。代表質問が3月4日から始まり、最終日は3月22日であった。HPを更新する気力も失い、本当に精根尽きたというのが実感でもある。
本当に長い期間、膨大な山のような資料を一つ一つ読み解き、問題となる点を追及できるところまで持っていくには、本当に地道な作業をするしかなく、登山同様一歩一歩の歩みを止めることなく、続けることが一番の近道であることを私の数少ない議員経験から今回も学ぶ。
それでも何十年とその仕事に携わっている職員には到底及ばず、上から目線の慇懃無礼な役職の職員に対し、「あぁぁぁ~まだまだ己の勉強が足りない・・・」と悔し涙を流した。しかし、その行為自体は私に対しての威嚇や嫌がらせでもあり、パワハラだと言うことを同僚議員から指摘される。
何げない言葉の裏に潜む嫌がらせは、どこの職場にも存在することは承知しているが、まさか自分がそうだとは、指摘されて初めて自覚する。
パワハラとは「職務上の地位の優位性を背景に、精神的・身体的苦痛を与える」とある。
ちょうどDV被害者がそうであるように、暴力をふるわれることは自分が悪いからだと思い込むのと同じ原理が私にも働いていていたというべきか・・・
今回、女性議員が少ない中で、私の果たすべき役割を再認識した一連の出来事であった。もちろん。職員側にとってもまた逆の指摘も当然あるわけだが。
ところで本来、議員の仕事とは「税金の使い方をチェックすること」 「市民の声を市政に届けること」 これらを公の場で議論することが市民から課せられた仕事である。
しかし、議論をせず、一言も発しない議員がいることも事実である。しかし、彼らは優秀な議員である。そういう議員こそ、議論は議会や委員会ではせず、組織を盾に直接交渉するらしく、議論を公の場でわざわざする必要がないと思っているのだろうか・・・?
他市の市議は委員会で発言する各議員の時間を、議会事務局に調査をさせ、すべて公表している。
このように公表することが、いずれは議員や職員のレベルアップに繋がり、しいては市民のためになっていると指摘する。だから市民に対して「議会報告会」をやる事は議員の向上にもつながっているという。
最終日、私は一般会計677億円の反対討論を行う。