2012年01月12日

学校給食参観

 「沼津市学校給食を考える会」では、21年前から全ての子どもたちに温かい給食をと、その充実発展のために活動している。


今日(11日)、給食参観を大岡南小学校へ。先ずは校長室で栄養士さん達からお話を伺う。



給食は児童670+職員50=720食分 、直営自校単独調理場、担当職員は栄養士1+1、調理士2、調理員4(1名派遣)の構成。


食材は沼津産や県産で35%を目安にし、直接、業者へ発注する場合と給食会へ発注するものとがある。


アレルギーの子に関しては、食べられないものについては、残すことが前提で、お弁当の子はいないと言う。


1週間(5日)のうち、ご飯3、パン1.5、麺0.5の割合で、23年度は、年間182回の給食だった。


給食の配膳風景


1年生が自分達で盛り付けをする。 1食分254円の材料費×182回/年間メニュー: スタミナ焼肉・茹でキャベツ・わかめスープ


調理場へ。給食の支度が終わり、片づけているところ。この中は冷房がないので夏場はさぞ大変だと思う。朝、8時からだが、7時半には来て準備に取りかかると言う。


この中は冷房がないので夏場はさぞ大変だと思う。しかし、冬場は寒く足元は冷え冷えしている。少ない人数で、720人分の給食を賄うために目一杯の仕事をしているわけで、たいへんな労働である。


耐震化で、屋根に荷重をかけないようにしたため、屋上にあるタンクは全て下に設置。いったん停電になれば、給食室・トイレ・飲料水全てが使えなくなる。電気でポンプを動かし、タンクの水をいったん屋上に吸い上げるわけだから、停電になれば、全て使えなくなってしまう。


また、せっかく太陽光発電があっても、蓄電できないために緊急時の時に使えない。


最後は私たちも254円支払って給食を頂く。


美味しいぃ~~わぁ~育ち盛りの6年生と同じ量はさすがにお腹がいっぱい。ご馳走さまでした~


今、放射能汚染による食品基準値がきびしくなり、測定を各自治体が独自で始めている。食材に関して、出荷するときに基準値をクリアしているとはいえ、父兄から学校給食に対して不安の声が上がっているためである。沼津市においては検討中であるという。


栄養士の方に一番給食で気にかけていることは何かと尋ねたところ、「安全です」と答えられた。3.11前ならどんな答えが返ってきたのだろう。



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Posted by 山下ふみこ at 10:31│Comments(0)視察
 
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