2013年07月04日
代官山蔦屋書店と武雄市図書館
代官山蔦谷書店が今話題のスポットになっています。
また、佐賀県武雄市図書館(佐賀県)、ここもTSUTAYAを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が指定管理者です。
今までにないコンセプトで本屋を展開しています。外観を含め全てにおいて、画期的な取り組みだと思い、出かけてみました。
2階建ての低層建物が縦列に規則的に並ぶシンプルな建物です。
ここは「代官山T-SITE」3600坪の敷地に、「代官山蔦屋書店」を中心として、カフェや自転車や、写真や、動物病院等の専門店が並ぶ。
店内はもちろん、外にもオープンカフェがあり、どこもいっぱい。
動物病院には小さなドッグランも完備。もちろん、ドッグカフェもある。店内は子ども連れの家族で一杯。大人も飽きない子どものグッズ。
そして驚いたことに、営業時間 1F:朝7:00~深夜2:00 2F:朝9:00~深夜2:00まで。
コンセプトが「大人のTSUTAYA」 だからこそ、あえて若者と言うよりは、30代~40代の人たちの家族連れが多く見受けられた。
近くには大使館もあるので、外国の方も多い。
ここはいろいろの意味で楽しいし、本当にゆったりとした時間が流れているように感じられるし、周りもゆったりとした雰囲気に醸し出されている。
本屋の中にカフェがあり、間仕切りもないのに、本を読んでいる人や、隣で私が食事をしても、全く気にならない。今までの図書館や本屋のタブーが取り払われて、なおかつ快適である。
食事もおいしい。
書店の中には、コンビニもあり、全く出入りはフリー
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佐賀県の武雄市図書館が4月1日にリニューアルオープンし、ちゅうもくされている。ここも一度視察に出かけたいと思っているところです。
この図書館もDVDレンタルの「TSUTAYA」と新刊書店の「蔦屋書店」、スターバックスコーヒーがオープンし、閲覧用の机には飲み物片手に本を読む人で満席だと言う。
確かに今、公立図書館運営については指定管理者制度を取り入れるかどうかの検討もされている。
沼津市においてもかつて民間委託にと言う声もあったようだが、公立図書館には向いていないという結論であったように思う。
武雄市図書館はそういう意味からも全国の注目を集めている。地方においてこういう図書館があることは羨ましい半面、批判的な声もある。
公立図書館を指定管理者にすることの是非、またカフェと一体になった取り組みなど公立図書館のあり方は今後、十分に議論をするところではないでしょうか。
しかし、今まで午前10時から午後6時までだった開館時間は、リニューアル後は午前9時から午後9時までへと4時間延長、年中無休にもなり、市民にとっては利便性も増し、来館者も増えているという。
そいう意味では既成概念を一掃した中で、市民にとって何が最適かを、固定観念に縛られない、町づくりを市長自らが提案をし、経営していく時代に入っていると痛感する。